ことの始まりは私が所属するオーディオサークル
「スピーカー再生技術研究会」のメンバーが発した一言でした。
「高級アンプも安価なアンプもブラインドでは
音の違いはわからないのではないか??」
この発言に対して賛成・反対のコメントがたくさん寄せられました。
私個人は3万円台の安価なアンプ(DENONの390とマランツのアンプ)、
そしてデジタルアンプ2台、高価なアンプはSANSUIのAU-α907NRA計5台を使って
いまして音の違いは十分にあるという考えでしたので、
「高級アンプと安価なアンプの音の違いがないわけがないでしょ!!」
という立場でした。
オーディオショップで複数のアンプをかちゃかちゃセレクターで切り替え
るテストでは十分音の違いを認識できていましたし、部屋でアンプを
切り替えれば音は確実にメーカーごとの音色を出すという
実感をもっていたらからです。
スピーカーの違いに比べれば僅かですがまあ分からないわけはないだろうと。
しかしショップでやるそれは厳密なブラインドテストではなく
(答えを知って切り替えているから)、SN比が悪く、音圧もばらばら。
自分のリスニング環境ではアンプにつないでいるスピーカーがばらばら
ですから100%の自信があるかと問われれば・・・でした。
WEB上でのメンバーのやり取りがヒートアップするなか、
「それでは実際でできる限り厳密なブラインドテストをしみてみよう!!」
ということに話が進みました。この種のオーディオのテストはあまりにガチガチになりすぎるとつまらなくなるので、
「楽しさも忘れずに」
ということで有志のメンバー10人が事前に打ち合わせ場所に集まり
100万円のアンプと3万円のアンプを比較することになりました。
申し遅れました。
私の名前は安達真と申します。
インターネットでは大山美樹音(おおやまみきお)というペンネームを使っています。
2006年からスピーカー自作のホームページを
立ち上げてから現在まで
軽く1000通を超える質問メールをいろいろなオーディオファンの方
からいただいてきましてこれまでに多くのスピーカーの設計製作を行ってきました。
このブラインドテストはオーディオ歴が長くセミプロのような
方も混ざっていますので、相当おもしろい結果になるだろうと予想しました。
テストは、
■市営の音楽ホールを借り切ることでSN比を確保
■テスターを使いスピーカーに流れる電圧測定をして比較するスピーカーの音圧を一定に
■試験する人と、される人を分け操作を完全に分からないようにする(ダブルブラインまではできませんでした。)
驚愕のテストの結果はページの最下部からダウンロードできますが、、
このレポートに意味があるのは「スポンサーがいない」ことが大きいと思います。
雑誌の記事は半分を広告収入に頼っていますので商品を悪くかけるはずがありません。
しかし、今回のテストは自腹で場所を借りきって、
何の利害関係もない単純な1オーディオファンとしての
意見です。
テストはレポートの一番最初にも書きましたが、客観性や
テストの方法、厳密性という意味では不十分なものではありますがそれでも
オーディオ好きの人であれば必読のレポートに仕上がったとおもいます。
「本当のオーディオ好きの10人が自腹で市民ホールを丸一日借りきって100万円超の高級セパレートアンプと3万円のプリメインアンプをブラインド比較するという恐ろしすぎる実験レポート」
追 伸
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